横浜市青葉区役所からのご依頼

   

地域ケアプラザでのZOOM講座

 7月以降横浜市青葉区内の5か所の地域ケアプラザにて
ZOOM講座を開催いたしました。内容はZOOMの理解度により
「入門講座」「ホスト活用講座」「ホスト実践講座」の
3種類の講座を用意しましたが、各講座について複数回の開催を
希望される施設もあり、地域で活動される団体の方々や
職員の方々とお会いし、様々な意見を頂戴する機会に恵まれました。

今年の参加者の特徴

 昨年までの講座の参加者は、「新しいツールを試したい」という方々で
パソコンやスマホの取り扱いに慣れている方がほとんどでした。
今回は、参加される方のパソコンやスマホの理解度に制限を設けなかったため
機器の操作は苦手で、普段は一部の機能しか利用していないという方が
多くいらっしゃいました。中にはZOOMを学ぶ以前の質問を受ける場合もあり、
本来の目的であるZOOM講座の時間が削られてしまうこともありました。

大手キャリアのスマホ講座の盲点

 「ZOOMではなく、スマホを教えてもらいたくて・・・」という方には
大手キャリアが運営しているスマホ講座の参加をお勧めすることもありました。
私自身もその内容を勉強させていただきたく、無理をお願いして
大手キャリアのスマホ講座に参加させてもらいましたが、マニュアル付きで
分かりやすく、大変きめ細やかな内容でした。
ただ、必ずしも「自分が聞きたい内容」ではないかもしれないのです。
実際に参加された方にもそのような感想を持つ方が多いように思いました。

荒業だった講座開催で分かったこと

 今回の当社の講座はパソコンもタブレットもiphoneもアンドロイド携帯も
全て同じ教室でお教えするという荒業で、正直に申し上げると
教える側には過酷な講座でしたが、参加者側にはその分、気楽に参加を
検討していただけたと思います。「参加したいけど、対象機材ではないから
参加できない」という事が無かったからです。
 ZOOM講座の参加にもかかわらず、パソコンやスマホの基本的な操作を質問
される方がいらしたのは、気楽に参加していただいたため、
気楽な質問ができたのだと思います。

デジタルツールの利用状況

 デジタルツールに対する知識や苦手意識には、現時点で既に差が生じて
いますが、それに加え今は利用するデジタル機器の種類も増えています。
一斉に指導するという方法での対応は、人手も時間もかなり必要な状態です。
この状態のまま公的サービス等のデジタル化が進んでしまうと
対策方法もわからないまま取り残される人も多くなるのではないかと
思います。
今回のような荒業以外の対策方法を早急に検討する必要があると
改めて感じました。

 ※今回の講座開催において参加者の募集や会場設営、当日のサポート等
  各施設の担当者の皆様には大変お世話になりました。
  改めまして御礼申し上げます。





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